海外FXの代名詞となってきたXM Trading社ですが、XMとは一体どんな会社なのかを知らない人も多いと思います。
こちらの記事ではXM Tradingがどんな会社(ウェブサイト)なのか、またどのように日本人投資家の人気を集めたのかの背景をご紹介します。
XM Tradingとは
日本トレーダーの5人に1人が口座を持つ海外FX企業
XM Tradingはレバレッジ888倍のハイレバレッジと取引ボーナス還元が特徴の海外FX企業です。
英国FCA、キプロス証券取引委員会CySec、オーストラリアASICなどの世界の金融監督当局に認可される世界規模のXMグループの日本向けサービスがXM Trading社です。

全世界に顧客を抱えるXMグループの日本人向けサービスがXM Trading
2016年から本格的に日本向けのマーケティングを開始し、2021年現在でFXをする日本人トレーダーの5人に1人が口座を保有すると言われる海外FXの代表的な企業となりました。
XM trading.comとXM.comの2つのドメインの違いとは?
Googleで「XM」と検索すると「xm.com」と「xmtrading.com」の2つのサイトが表示され、そこに疑問を思った方も少なくないと思います。
これらは運営元は同じで「XM」というブランド名でFXサービスを提供していますが、2つのドメインが生まれた背景には、法人の所在地やライセンスの違いのほか、日本の金融庁との思惑などが関係しています。
なお、これからXM Trading(XM)でのFXを始めようとお考えの日本に住む日本人の方は xmtrading.com からお申し込む必要があります。
XM Trading.comは日本人専用サイト/XM.comはグローバルサイト
2つのドメインがある理由は、XMには「日本人向けのサイト」と「それ以外の国向けのグローバルサイト」があるためです。
「XM Trading.com」がXMの日本人向けサイトとなり、「XM.com」はXMのグローバル向け公式サイトとなります。
「XMは世界共通のサービスを提供するグローバル企業じゃないの?」と感じた方も多いと思いますが、XMはライセンスごとにブランドを保有しており、正確にはXMとXM Tradingは別ブランドとなります。

XMとXM Tradingは同じ母体会社が持つ別ブランドってこと
またそれぞれにアクセス制限が掛かっており、日本以外の国からxm.comにアクセスはできますが、日本国内からxm.comのドメインでは取引口座を開設することはできません。ご注意ください。
<xm.comにアクセスした時のページ>
口座開設は xmtrading.com から
XMも以前までは1つのサイトで運営
キプロス金融庁の監督下にあったXMですが、そのキプロスでのラインセンスに関するルール変更に応じて、2016年から日本人顧客を受け入れることができる子会社を作り、セーシェル諸島のライセンスを取得しました。
以前はXM.comだけを運営していたXMですが、これにより「日本人だけを受け入れるサイト(XM Trading.com)」ができあがり、XM.comに属していた日本人顧客はそちらの新ドメインに移ることになりました。
つまり、
XM.com<グローバルサイト>法人:TPS Management Limited
ライセンス:キプロス
xmtrading.com<日本人用サイト>法人:TradexFin LTD
ライセンス:セーシェル諸島
という体制になりました。
なお、2019年9月27日に、XMの社名が「Trading Point(Seychelles)LTD」から「Tradexfin LTD」に改名されました。社名の変更に伴いロゴマークも新しくなりましたが、XMの発表では「単にブランドロゴ&社名変更のみで特別な意味はない」とのことです。
XM Tradingのラインセンスとは
では、日本人顧客だけを対象とする法人「TradexFin社」が保有するセーシェル諸島のライセンスは信頼できるものなのでしょうか。
世界展開をするFX会社はイギリスとキプロス、オーストラリアの金融ライセンスを保有しているおり、それに比べるとセーシェル諸島のライセンスは認知度は落ちます。
イギリスやキプロスの方がライセンス取得の条件が厳しく、FX会社が破綻した場合には顧客1人あたりに最大2万ユーロの信託保全が義務づけられています。セーシェル諸島のライセンスにこの条件はありません。
XMが持つその他の国のライセンスとは
グローバル展開をする「xm.com」は3つのライセンスを保有しています。(ライセンス番号のリンク先は保有ライセンスの証明書ページ)
xm.com が保有する金融ラインセンス
XM Trading会社概要(2021年2月現在)
正式名称:Tradexfin Limited |
公式ウェブサイト:https://www.xmtrading.com/ |
本社所在地:Steliou Mavrommati 80B, Agios Pavlos, 2364, Nicosia, Cyprus |
対応言語:日本語、英語、中国語、マレーシア語、ロシア語、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、フィリピン語、台湾語、タイ語、アラビア語、ヒンディー語、ヒンディー語、ギリシャ語、ハンガリー語、ポーランド語、イタリア語、スウェーデン語、チェコ語、オランダ語 |
所有ライセンス:CySEC/Cyprus, FCA/UK, FSP/New Zealand, BaFin/Germany,CNMV/Spain,AFM/Netherlands, FI/Sweden,FIN/Finland, ACP/France, PSZAF/Hungary, CONSOB/Italy, KNF/Poland |
事業開始日:2009年6月19日 |
従業員数:210名以上 |
XM Tradingが他の海外FX業者と違った4つの戦略
1)日本人へのサービス提供で品質が向上
現在でも多くの海外FX会社が日本での営業を続けていますが、早くから日本人へのサービスを充実させてきたXMトレーディングは、日本人が求める厳しいサービスレベルに応えてたことで、その他の海外FX業者に比べて高い品質をできる企業へといち早く成長した印象です。

日本人のリクエストに応えていればサービス品質は世界一になるよね!
2)入出金のサービス強化に注力
日本人に満足されるサービス提供に努めたXMですが、その中でも日本人が最もケアする入出金の安全性とスピードに注力した点も評価を集めた理由です。
XM Tradingは、入金可能なクレジットカードのブランド数をどこよりも増やし、入金手数料の負担をどこよりも早く採用しました。また日本国内の銀行からの入出金を初めて可能としたことで日本人の顧客を増やしただけではなく、預かり残高も大きく増えたと想像されます。

三井住友や三菱UFJ銀行から直接、入出金できる価値は大きいね
現在でも、 bitwalletなどの新しい入出金システムの導入は他の海外FX業者より先立って行い、入出金サービスの先駆者の地位をキープしています。
3)ライセンス問題をキッカケに日本人専用サイトを提供
上記でご紹介した通り、本社が持つライセンスでは日本人へのサービス提供が当局より認められていませんでした。
日本人向けのサービスを提供するために新しいライセンスを取得し、それに伴い日本人専用サイト(xm trading.com)を提供開始したことで、海外サイトを敬遠するFXトレーダーにも不信感を持たれずに、国内業者のような親和性を持たれる結果となりました。
4)トレード還元サービス「XMポイント」の導入
口座開設ボーナスや入金額に応じた入金ボーナスは、今ではどの海外FX業者も導入する一般的なサービスですが、「XMポイント」と呼ばれる取引量に応じてキックバックされる制度はXM特有のサービスです。
これが日本人好みのサービスであったと共に、そのキックバックされるボーナス(保証金)のボリュームも大きいことで、日本顧客を定着させた大きな要因だと考えられます。
以上の4つの違いを持つXM Trading社が日本人投資家の人気を集めた要因です。
金融会社は、顧客が多く収益性が高いほどに資本力がつき、経営が安定していくものです。日本人顧客の大きな基盤をもつXM Tradingは今後さらに成長を続けることが予想され、国内FXからの顧客流入もさらに増えていきそうです。
日本の投資家の20%が保有
XM Tradingのサイトを見る
XM-Tradingの「会社情報&サポート」よくある質問
A. 本当である可能性は低いでしょう。
XMはノミ業者という噂がありますが、XMはスキャルピングや自動売買ツールの利用などを許可しています。
スキャルピングや自動売買ツールの禁止はノミ業者の特徴の1つで、多くのノミ業者はDD方式を採用してディーラーが中抜きをしています。またXMはレート操作やストップ狩りなどの噂をほとんど聞かないためXMがノミ業者である可能性は低いと思われます。
A. はい。信頼して良いと思います。
ライセンスを保有しているのはもちろん、XMトレーディングを利用している日本人トレーダーは多くいます。
海外FX会社は多くありますが、その中でも悪評などがなく、日本人の口座開設の数が圧倒的に多い点も信頼できる理由だと言えます。
またXMはNDD方式を採用している点も、信頼性に貢献しています。
A. XMは違法業者ではありません
XMでの取引は合法です。日本の金融庁が認めた業者ではありませんが、XMは外国(セーシェル共和国)の金融ライセンスを保持しています。
A.XMトレーディングはセーシェル諸島にあり、XM本社はキプロスにあります。
日本人向けにサービスを提供するXMトレーディングはセーシャル諸島の金融ライセンスを保有しており、法人もセーシェル諸島に所在地を置いています。
グローバルブランドのXMはキプロスの金融ライセンスを保有しており、本社機能もキプロスにあります。
A. 下記の連絡先に日本語でご連絡ください。
XMはメールとライブチャットでのサポートを日本語で提供しています。
XMの日本語サポートの連絡方法
なお営業時間は平日(月曜日〜金曜日)5日間の24時間体制です。
A.XMのサポートデスクへ連絡してください。
XMのマイページでは登録のメールアドレスを変更することができません。
お手数ですが、XMの日本語カスタマーサポートにアドレス変更を希望する旨をお伝えください。
A. XMでは信託保全はされていません
XMは複数の金融ライセンスを所持しており、トレーダーの国籍によって適用される金融ライセンスが異なります。
日本人トレーダーに適用されるセーシェル共和国金融庁のライセンスには信託保全の条件はなく、XMは信託保全を行なっていません。XMは分別管理で顧客資産を保護しています。
分別管理は信託保全と比較すると信頼性は落ちるかもしれませんが、XMくらいの規模で信頼性の高いFX会社であれば、資金の管理方法にこだわる必要はないでしょう。