XMの口座タイプ3つに「大きな違いはない」
口座タイプごとの違いは「取引サイズと手数料の払い方」のみ
スタンダード口座・マイクロ口座・ゼロ(ZERO)口座の3つの口座タイプで、初めてXMのFX口座を開設する時はどれを選べば良いのか、迷う方も多いかもしれません。まだXM trading自体を理解していない中で、口座ごとの細かい違いを検討することは非常に難しい作業です。
実は、XMの3つの口座タイプにはわずかな違いしかありません。
その違いである「取引サイズと手数料の払い方」を簡単にまとめると、以下の通りになります。
3つの口座タイプの違い
・マイクロ口座:非常に小さい最小ロットで取引ができる
・ゼロ(ZERO)口座:スプレッドは狭いが、手数料を別で支払う必要がある

ロットは取引数量のことで、お菓子袋の1袋を1ロットと考えるとイメージしやすいよ

スプレッドは通貨の売値と買値の差額のことで、狭い方がお得!
マイクロ口座はスタンダード口座とほとんど同じですが、最小ロットが非常に小さくなっています。一方、ゼロ(ZERO)口座はコスト計算をすると、スタンダード口座と同じかそれよりも高くなってしまう場合があります。

XMの3つの口座に大きな違いはなく、スタンダード口座がバランスもよく経済的にも助かるね!
XMはスタンダード口座がおすすめの理由
スタンダード口座ならボーナスを最大限活かせる
これからXMで口座を開設する方には、スタンダード口座がおすすめです。
スタンダード口座なら、海外FXの醍醐味をすべて享受できて、XMの強みであるバリエーション豊富なボーナスも最大限活かすことができます。
XMのボーナスキャンペーン4種類
②最大50万円の入金ボーナス(100%ボーナス・20%ボーナス)
③取引量に応じてもらえるXMポイントボーナス(ロイヤルティー・プログラム)
④友人紹介によるボーナス(紹介人数に制限なし)
マイクロ口座はスタンダード口座と同じようにボーナスを使うことができますが、先述したように最小ロットが非常に小さいので、わざわざマイクロ口座を開く必要性はないといえるでしょう。

マイクロ口座は小さいロットでしか取引できないから、海外FXの強みを活かせられないんだね
しかし、XMではXMポイント(XMP)を効率良く貯めるために、ロイヤルティステータスをあげる必要があります。
ランクアップを目指す場合には、マイクロ口座を使うことも有効です。

マイクロ口座なら最小限のリスクでステータスを上げられるのか
ロイヤルティステータスやXMポイントに関しては、別の記事で解説していますので、気になる方は併せてお読みください。
一方、ゼロ(ZERO)口座では、ボーナスが初回限定の口座開設ボーナス(3,000円)しか使えません。なので他の口座と比べると、ボーナス面で最初に大きな損をしてしまうことになります。

ゼロ(ZERO)口座はすべてのボーナスが使えない……
詳しくは後述しますが、XMでは1つのアカウントで最大8個の追加口座を持つことができます。
最初はスタンダード口座を選んで、ボーナスを最大限に活用することが最適といえるでしょう。
スタンダード口座なら最大レバレッジ1000倍で取引できる
スタンダード口座にはボーナス以外にも、最大レバレッジ1000倍で取引できるメリットがあります。

ゼロ(ZERO)口座は500倍が最大だから大きな差があるね
XMの魅力であるハイレバレッジ取引では、必要証拠金がとても少なくて済みます。
例えば、USD/JPYで1万通貨の取引をするときに1000倍のレバレッジをかけると、必要証拠金は約1,000円だけでです。

国内FX会社だとレバレッジが最大25倍だから必要証拠金は約43,000円になるね
最大レバレッジが大きいとそれだけトレード戦略が広がり、少額でも収益チャンスが拡大するのです。
マイクロ口座は超少予算のユーザーにしかメリットがない
マイクロ口座はスタンダード口座とほぼ同じですが、最小ロットが異なります。
スタンダード口座でも十分小さな額でFXができるので、わざわざマイクロ口座を開く必要性はありません。

マイクロ口座を選択すべき人は、本当に超少額でXMを試したい人だけだね!
ゼロ(ZERO)口座のコスト(スプレッド+手数料)は低くない
ゼロ(ZERO)口座は、名称に「ゼロ」がつくので安いように感じられますが、手数料が10万通貨で5USドル取られてしまいます。スプレッドは狭いものの、それもゼロという訳ではありません。ただ、コストだけを見た場合は、スタンダードより少しだけ安くなります。
ゼロ(ZERO)口座はレバ500倍でボーナスなし&CFD取引なし
少しでも手数料が安いのであればゼロ(ZERO)口座の方が良い、と思った方もいるかもしれません。しかし、ゼロ(ZERO)口座にはメリットである手数料の差以上のデメリットが存在します。
ゼロ(ZERO)口座のデメリット
・取引できるのは通貨ペア&貴金属のみ(CFDは不可)
・ボーナス&XMポイントがもらえない

ゼロ(ZERO)口座にはたくさん制約があるなあ
スタンダード口座の方が、XMでFXやCFD取引をする大多数のトレーダーにとって使い勝手がよく、ボーナス面からも一番お得といえるでしょう。

ゼロ(ZERO)口座はスプレッドも手数料も「ゼロ」じゃない!
XMの3つの口座タイプの違いを比較
3つの口座の特徴
ここからは、それぞれの口座の違いをより詳しく解説していきます。
XMの口座タイプの特徴
マイクロ口座:スタンダード口座と仕様は同じで1ロット=1000通貨で取引できる小口口座
ゼロ(ZERO)口座:レバレッジ500倍、ボーナスがない分スプレッドが狭い&取引手数料あり
XMの口座タイプ比較表
XM tradingの口座タイプの商品情報の詳細一覧です。それぞれの特徴的な部分を赤文字で示しています。
<XM Trading 口座タイプ比較>
口座タイプ | マイクロ口座 | スタンダード口座 | ゼロ(ZERO)口座 |
---|---|---|---|
レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 500倍 |
ロスカット | 20% | 20% | 20% |
1ロット単位 | 1,000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
取引可能単位 | 0.01ロット(10通貨) MT5は0.1ロット(100通貨) | 0.01ロット(1000通貨) | 0.01ロット(1000通貨) |
最大ロット | 50ロット/1銘柄 | 50ロット/1銘柄 | 100ロット/1銘柄 |
ゼロカット | ゼロカットシステム対応、追証なし | ||
日本語対応 | 〇(完全日本語対応) | ||
入金手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
最低入金額 | 500円(5$) | 2万円(200$) | |
入金の反映時間 | クレジットカード → 即時・国内銀行送金 → 着金後、即時~30分・ビットコイン → 即時~15分 | ||
出金手数料 | 無料(銀行送金の場合のみ、40万円未満の出金に2,500円の送金手数料が発生) | ||
取引手数料 | 無料 | 無料 | 往復10ドル/1ロット |
取扱い通貨ペア | FX57種類・コモディティ8種類・株式指数30種類・貴金属4種類・エネルギー5種類・仮想通貨5種類(MT5) | ||
取引プラットフォーム | MT4・MT5 | ||
両建て | 同一口座(OK)・複数口座(NG)・他の海外FX業者間(NG) | ||
平均スプレッド | ドル円2.0pips・ユーロドル1.9pips・ユーロ円2.7pips | 0.1pips~ | |
未入金ボーナス (口座開設ボーナス) | 3000円 | 3000円 | 3000円 |
100%入金ボーナス | 入金100%のボーナス(500ドル) | 無し | |
20%入金ボーナス | 入金20%のボーナス(4,500ドル) | 無し | |
取引ボーナス | 1ロットの取引で3.3ドル~6.6ドル<XMポイント> | 無し |

比較してみると、スタンダード口座の良さがよく分かるね!
スタンダード口座:FX経験者向け口座タイプ
XMで口座の開設数が一番多いのは「スタンダード口座」です。XMもスタンダード口座の開設を推奨しているので、必然的にスタンダード口座から開くFXトレーダーが多いようです。
スタンダード口座はレバレッジが最大1000倍で、ボーナスも3種類全て受け取ることができて、初心者から上級者まですべてのニーズを満たしています。
スタンダード口座の特徴
・口座開設ボーナス:3000円
・入金ボーナス最大:50万円
・1ロットあたり3.3ドル~6.6ドルのXMポイント獲得
・最低入金額:500円~


それにスタンダート口座ならボーナスも最大限に活かせるよ
マイクロ口座:FX初心者または小口投資家向け口座タイプ
マイクロ口座は予算額が小さい投資家向けに設計されています。小ロットでの取引ができるのでFX初心者の方におすすめです。
マイクロ口座では、最大取引量も小さくなるので通常のトレーダーには少しスケールが小さすぎる場合があります。
マイクロ口座の特徴
・口座開設ボーナス:3000円
・入金ボーナス最大:50万円
・1ロットあたり3.3ドル~6.6ドルのXMポイント獲得
・最低入金額:500円~

マイクロ口座は「本当に“少額”でFXをしたい人」向けの口座
先ほどお伝えした通り、ロイヤリティプログラムのステータスを上げるために、少額でコツコツとXMの取引実績を作る場合にマイクロ口座は有効です。
マイクロ口座で効率よくスタータスを上げたい方は下記の記事をご参照ください。
ゼロ(ZERO)口座:ボーナスなしのシンプル設計の口座タイプ
ゼロ(ZERO)口座は1ロットで往復10ドルの取引手数料が掛かりますが、スプレッドが狭い設計です。
スプレッドコストだけで見ると経済的と言えますが、ボーナスやポイントを受け取れない条件となっており、総コストで見ると決してお得な口座タイプではありません。

入金ボーナスもXMポイントも貯まらないとXMの魅力が半減してしまうね
つまり、ボーナスに魅力を感じず、狭いスプレッドと明瞭な取引手数料でFXをしたいスキャルピング志向のトレーダー向きの口座と言えます。
ZERO口座の特徴
・口座開設ボーナス:3000円のみ
・入金ボーナス&XMポイントなし
・スプレッドが非常に狭い(0.1pips~)
・取引手数料:往復10ドル/lot
・最低入金額:2万円~

大きな額でトレードをする投資家専用の取引口座がゼロ口座。スプレッドが0pipsになることも!
以上がXMトレーディングの3つの口座タイプの特徴です。
まずはスタンダード口座の開設することをおすすめします。
追加口座を最大で8つまで持つこともできるXMでは、3つの口座タイプを使い分けることも可能です。その手順を知りたい方は下記ページを参考にしてください。
すでにXMでFXをしている方が追加口座を作る場合は「XMのマイページ」から簡単に開設できます。

XMユーザーは複数口座を持った方が絶対にお得だよ!
XM 口座タイプについての注意点
ゼロ(ZERO)口座にボーナスを移動すると消滅する
XMではゼロ(ZERO)口座にボーナスを移動すると消滅してしまいます。

XMは口座間での資金移動が簡単だから気をつけないとね
また、先述した通りゼロ(ZERO)口座ではボーナスが初回限定の口座開設ボーナス(3,000円)しか使えません。
ボーナスを受け取るために資金を入金した口座がゼロ(ZERO)口座だった場合、入金ボーナス反映はされないので注意しましょう。

複数口座を持っている場合はなおさら気をつけないと
口座タイプを後から変更できない
XMでは開設した後で口座タイプを変更することはできません。ただし、追加口座を作れば、違う口座タイプを使うことが可能です。
XMでは1つのアカウントで最大8個の追加口座を持つことができて、追加口座を作るのに本人確認書類の提出なども必要もありません。

XMの口座タイプを変更したい場合は追加口座を作ろう!
XMの追加口座については別の記事で解説していますので、気になる方は併せてお読みください!
口座タイプによって銘柄名が異なる
XMでは口座タイプによって銘柄の表記名が異なります。
口座タイプごとの銘柄名
マイクロ口座:銘柄名の後ろに「micro」が付く(例:USD/JPYmicro)
ゼロ(ZERO)口座:銘柄名の後ろに「.」が付く(例:USD/JPY.)
口座タイプによって銘柄名は異なりますが、商品自体は同じものを示しています。

取引しようと思った時に悩まないように覚えておこう!
XMの口座タイプ・口座種別 よくあるご質問
A. XMの場合、約500円(5ドル)から取引できます。
XMでは、マイクロ口座・スタンダード口座の最低入金額は約500円(5ドル)、ゼロ口座は約1万円(100ドル)に設定されています。海外FXでトレードを始める場合は、各FX会社ごとに決まっている「最低入金額」によって、いくらから取引できるか決まります。
仮に500円の入金であっても、レバレッジ500倍なら25万円分の取引ができます。なお、証拠金維持率が低いと、すぐにロスカットされてしまうので注意しましょう。レバレッジとロスカットの関係については、以下のページで詳しく解説しています。
また、XMには口座開設ボーナス・入金ボーナスや、取引するたびに貯まる「XMポイント」というサービスがあります。口座開設ボーナス3,000円は証拠金として使えるので、入金0円でもお試しトレードが可能です。XMのボーナスについて詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
A. 必要証拠金はレバレッジではなくロット数と通貨ペアによって異なります。
例えばスタンダード口座の最小ロットは0.01、つまり1,000通貨です。ドル円で1,000通貨のポジションを保有する場合には、必要証拠金は110円前後になります。
マイクロ口座の場合は通貨ボリュームがスタンダード口座の1/100となり、最小ロットの0.01は10通貨です。必要証拠金は1円〜です。
A. スタンダード口座の1ロットは10万通貨です。
XMのスタンダード口座は1ロット=10万通貨で、最小取引数は0.01ロット=1,000通貨となります。こちらはゼロ(ZERO)口座も同様の条件です。
なお、マイクロ口座は1ロット=1,000通貨で、最小取引数は0.01ロット=10通貨です。
A.はい。スキャルピングは可能です。
XMではスキャルピングでのFX取引は容認されており、スタンダード口座でのスキャルピングも可能です。
ただし、10分以内に決済したポジションにはXMポイントが付与されないため、超短期のスキャルピングをされる場合はゼロ口座でのスキャルピングをお勧めします。
XMでは、お一人様で8個までリアル口座を保有できるので、スキャルピング用に追加口座を持つ方が多いそうです。
A. XMはA-BOOK業者です
A-BOOKとB-BOOKはそれぞれNDD業者とDD業者と呼ばれることが多いのですが、XMはNDD業者です。よってトレーダーの損失がXMの利益になることがなく、より信頼性の高いトレードが期待できます。
XMはECNとSTPどちらも提供しています。スタンダード口座とマイクロ口座はSTPで、ZERO口座はECNです。
A. 基本的にはありません。
しかし、休眠口座には維持手数料が必要となります。
90日以上取引や入金を行なっていない場合、口座は休眠口座とされ、翌月以降に口座残高がある場合には月に5ドルが口座維持手数料として引かれます。
A. いいえ、ありません。
他の海外FX業者には「ノースプレッド口座」と呼ばれる「スプレッド0+手数料のみ」という手数料構造の商品を提供しているところがありますが、XMにはありません。
A. 口座タイプごとに様々なメリットがあります。
XMでは最大8つまで口座を保有できます。口座タイプによって、レバレッジを使い分けたり、FXトレードの検証をしたりなど、複数口座を持つメリットがあります。
XMで追加口座をもつ6つのメリット
②レバレッジの使い分けができる
③ロイヤルティーステータスを上げやすい
④口座タイプ(ECN&STP方式)の使い分け
⑤自動売買(EA)の検証がしやすい
⑥MT4とMT5を使い分けられる
詳しいメリットは下記ページをご覧ください。
また、口座タイプの違いなどを知りたい方は、以下のページをご覧ください。
A.いいえ。XMに法人口座はありません。
XMでは個人口座しか開くことができません。
ただし、個人口座で取引した実績を法人の売上(または損失)として計上することは可能です。定款にFX取引を含む法人をお持ちの方は税理士さんにご相談ください。
XMのおすすめ口座タイプ検証まとめ
XMは口座追加も簡単だから口座タイプは「スタンダード口座」から
先述した通り、マイクロ口座では、普通にFXをする人には予算枠が小さいといえます。

マイクロ口座は超少額でしか取引できないから、せっかくのXMを楽しめないんだね
ゼロ(ZERO)口座も、コストは少し下がりますが、約定力と信用度は高くてもコストだけでは競争力は低いので、XMが持つ魅力(ロイヤリティ・プログラムなど)がほぼないといえるでしょう。

ゼロ(ZERO)口座はコストが少し安いけど、ボーナスがないから損をしているといえるね
XMの口座タイプ検証まとめ
マイクロ口座:少額で取引を行いたい方向け
ゼロ(ZERO)口座:スキャルピングだけを行いたい方向け
XMでは後から口座を追加することも簡単です。なのでゼロ(ZERO)口座で大きな額のトレードをしたい方も、スタンダード口座を開設してからの追加口座として、ゼロ(ZERO)口座を開設するので問題ないでしょう。

初回入金ボーナスをもらうためにも、まずは「スタンダード口座」を開設することをおすすめ!
これから口座開設をされる方は下記をご参照ください。