XM(XMTrading)には、スタンダード口座・KIWAMI極口座・マイクロ口座・ゼロ口座の4種類の口座タイプがあります。それぞれ取引条件が異なるため、そのメリットを最大限に活かせる通貨ペアで取引するのが、FXで利益を上げるコツといえます。
今回の記事では、口座タイプごとに「おすすめ銘柄×おすすめトレード手法」をご紹介します。各銘柄の特徴やトレードにおすすめの時間帯などの情報も解説しています。
XMの口座タイプごとのおすすめ通貨ペアとトレード手法とは?
各口座タイプのメリットを活かして通貨ペアを選ぶのが重要
XMの4種類の口座タイプの主な違いは、以下の通りです。
スタンダード | KIWAMI極 | マイクロ | ゼロ | |
---|---|---|---|---|
1ロット | 10万通貨 | 1,000通貨 | 10万通貨 | |
レバレッジ | 1,000倍 | 500倍 | ||
スプレッド | 1.0pips〜 | 0.6pips〜 | 1.0pips〜 | 0.0pips〜 |
取引手数料 | ✕ | 往復1ロットあたり10ドル | ||
スワップ | あり | 一部銘柄なし | あり | |
入金ボーナス &XMポイント |
〇 | ✕ | 〇 | ✕ |
仮想通貨取引 | 〇 | ✕ |
(※)スタンダード口座とマイクロ口座は、全銘柄でスプレッドが同じで、違いは1ロットあたりの通貨量のみです。
XMで最も口座開設数が多くメイン口座として使われているのは、スタンダード口座です。
ただし、KIWAMI極口座はスプレッド極狭、マイクロ口座は1ロットの通貨量が1/100など、口座タイプごとに特色があるので、取引銘柄やトレード手法に合わせて使い分けるのがおすすめです。
スタンダード口座をメイン、KIWAMI極口座をサブにしている人が多いよ!
XMのスタンダード口座のおすすめ通貨ペアとトレード手法
スタンダード口座のおすすめ通貨ペア
ユーロ/ドル:中上級者の大定番
日経225現物:スイングトレードにおすすめ
ドル/円(USDJPY):FX初心者におすすめNo.1
ドル/円(USDJPY)は、取引量が多く流動性が高いことから、安定した値動きや狭いスプレッドが特徴で、FX初心者には取引しやすい通貨ペアです。
スタンダード口座では、1ロットの取引で最大20ポイント(約860円分)のXMポイントが貯まります。ポイントをボーナスに交換して、口座開設ボーナスや入金条件なしの入金ボーナスと合わせれば、取引コストを大幅に下げられます。
ドル/円のおすすめ取引条件
ロット数:0.01〜1ロット(必要証拠金:約130円〜13,000円)
ドル/円は、東京市場から動きを見せることもあり、1日を通してトレードチャンスがたくさんあります。そのため、ドル/円はスタンダード口座でXMポイントを貯めるのに最も適した銘柄といえます。
・ドル円は、基本的に緩やかな動きが多いが、トレンドが出ると継続しやすい
ドル/円(USDJPY)での順張りトレード手法
トレンドが継続しやすいドル円の特徴を活かすには、順張りトレードがおすすめです。
下のチャートの1時間足では、安値切り上げと高値更新が見られ、緩やかに上昇トレンドが形成されていることを確認できます。
買い目線で考えておき、一度下落した後に安値切り上げが確認できたら、押し目買いを行いましょう。エントリー後、高値更新が続く間はポジションを持ち続けます。高値更新が終了したら、トレンドが終了する可能性が高いので、利益確定の決済を行います。
損切りポイントは、エントリー1つ前の安値に設定するのがおすすめです。そこまで到達すると安値切り上げがストップして、上昇トレンドが終了する合図と読み取れます。
ドル円は順張りがスタンダード!
ユーロ/ドル(EURUSD):中上級者の大定番
ユーロ/ドル(EURUSD)は、世界最大の取引量を誇り、値動きが安定しているため、テクニカル指標やチャートパターン分析との相性が良い通貨ペアです。
レジスタンスやサポートラインなどのトレンドラインが機能することが多く、FX中上級者には人気の通貨ペアです。また、日本時間の夕方から深夜にかけて大きく動くことが多く、副業としてFXを行っている方にもおすすめです。
ユーロ/ドルのおすすめ取引条件
ロット数:0.01〜1ロット(必要証拠金:約140円〜14,000円)
ユーロ/ドルは、流動性が高く突発的な動きが比較的少ないため、短期から長期のあらゆるトレードスタイル向きです。特にスタンダード口座では、ユーロ/ドルのスキャルピングやデイトレードなどの短期トレードがおすすめです。
・ユーロドルは、ドル円と逆相関の関係になりやすい
ユーロ/ドル(EUDUSD)でのフィボナッチ・リトレースメントを使ったトレード
下のチャートでは、ユーロドルの5分足にフィボナッチ・リトレースメントを表示させてみました。
「下落からの反発を起点→上昇トレンドの最高値を終点」でラインを結ぶと、フィボナッチの各ラインは反発後は、押し目ポイントの目安になります。
上のチャートではフィボナッチラインの38.2で反発しているので、ここが買いのエントリーポイントです。
エントリー後、38.2→50と下落する場合は、上昇トレンドを打ち消すような下落になる可能性が高いので、早めに損切りを行いましょう。今回は38.2できれいに反発したので、買いポジションを持ち続け、高値更新が終了したら利益を確定させます。
ユーロドルはシンプルなフィボナッチ・リトレースメントと相性抜群!
日経225現物(JP225cash):スイングトレードにおすすめ
日経225現物(JP225cash)は、東証一部上場企業225社の株価を反映した指数です。
さまざまな業種がバランスよく組み込まれており、分散投資の側面があるので、個別株よりリスクが少なく初心者でも取引しやすいCFD銘柄になります。
日経225現物のおすすめ取引条件
ロット数:10〜30ロット(必要証拠金:約600円〜1,800円)
スタンダード口座では、日経225現物を500倍のレバレッジで取引できるので、少額の資金で取引を開始できます。
また、日経225現物は、日本国内の景気や金融政策の影響をダイレクトに受けるため、長期的な予測が立てやすく、スイングトレードにおすすめの銘柄です。
・日経225現物は、前日のNYダウの影響を受けやすい
日経225現物(JP225cash)での逆張りスイングトレード
日経平均は大きく下落した後、バリュエーション(企業の利益・資産などの企業価値評価)の調整や配当狙いによって、買い支えられる可能性が高くなります。
下のチャートの日足では、レンジ相場が確認できます。レンジの上限は明確ではありませんが、下限は明確なので水平線を引いてみました。
レンジ下限で買いエントリーを行うことで、その後の上昇の波に乗れます。また、水平線ちょうどで反発するとは限らないので、水平線まで下落していない状況でも、ロット数を抑えればエントリーしてもOKです。
エントリー後は数日~数週間ポジションを持ち続け、ある程度上昇したら決済を考えます。
日経225は下落スピードが速く、大陰線の後は急落する傾向があるので、決済のタイミングは大陰線の出現を目安にするのがおすすめです。一方、損切りはレンジ下限の水平線を下回ったポイントにしましょう。
FX取引に慣れたら、日経225のスイングトレードに挑戦しよう!
XMのKIWAMI極口座のおすすめ通貨ペアとトレード手法
KIWAMI極口座のおすすめ通貨ペア
ポンド/ドル:短期でガンガン稼ぐなら
NYダウ現物:玄人スキャルパーの人気No.1
ゴールド(GOLD):専業トレーダーの人気No.1
ゴールド(金/GOLD)は、1日の平均変動値幅が約200pipsある非常にボラティリティが高いCFD銘柄です。
大きく稼げる銘柄の1つとして、特に専業トレーダーから高い人気を博しています。また、ゴールドは安全資産としての特徴を持ち、リスクオフの展開では上昇一辺倒になりやすいため、FX初心者の方にもおすすめのCFD銘柄です。
ゴールドのおすすめ取引条件
ロット数:0.1〜1ロット(必要証拠金:約2,600円〜26,000円)
KIWAMI極口座(KIWAMI口座)では、1,000倍のレバレッジと狭いスプレッドでゴールドを取引できます。
そして何よりも大きいのが、KIWAMI極口座ではスワップフリーでゴールドを取引できる点です。ゴールドは、海外FX業者によっては売り・買いともにマイナススワップポイントが発生するケースが多くあります。
KIWAMI極口座のゴールド取引は、最大レバレッジ1,000倍・業界最狭スプレッド・スワップフリーの三拍子が揃っています。
・ゴールドは、NY市場が開場する23:30(夏時間22:30)前後に大きく動くことがある
ゴールド(GOLD)でのNY時間スキャルピング
ゴールドは、NY時間オープン後に大きく動く性質を利用したスキャルピングがおすすめです。
NY市場オープン直後に下落が始まった場合は、売りでエントリーします。1分足スキャルなので、利益が上手く乗らない時は、速やかに損切りするのが重要です。
チャートのように思惑通り下落した場合、反発を見て利確しましょう。また、下落幅が大きい割に反発が強くなかった時は、戻り目を狙って再度売りエントリーを行うのも有効です。
その後も、戻り目を狙ったトレードを行っていきます。上のチャートのように、下落の勢いが弱まっていくのが確認できたら、速やかにトレードを終了しましょう。
深夜の1分足スキャルがおすすめ!
ポンド/ドル(GBPUSD):短期でガンガン稼ぐなら
ポンド/ドル(GBPUSD)は、取引量でいうと世界第3位の通貨ペアですが、値動きの激しさが特徴です。
KIWAMI極口座では、極めて狭いスプレッドでポンド/ドルを取引できます。また、KIWAMI極口座はスワップフリーなので、マイナススワップを気にすることなく安心して翌日にポジションを持ち越せます。
ポンド/ドルのおすすめ取引条件
ロット数:0.1〜1ロット(必要証拠金:約1,600円〜16,000円)
KIWAMI口座のポンド/ドル取引は、ロースプレッド&ハイボラティリティを駆使して、スキャルピングでガンガン稼ぐのがおすすめです。
・ポンドドルは、東京時間にはあまり動きがない
ポンド/ドル(GBPUSD)で東京時間終了後の短期トレード
ポンドドルは東京時間終了後、大きな値動きを見せる傾向があります。
下のチャートは5分足です。東京時間終了後に発生した流れに乗り、売りエントリーを行います。
その後、長い下ヒゲを付けたローソク足が現れたことを確認したら、利益確定しましょう。損切りポイントは、下落スタート時の高値付近がおすすめです。 この時間帯はトレンドが頻繁に切り替わることが多いので、早めに損切りを行いましょう。
上のチャートでは反発後、大陽線が出現したことが確認できます。今度は上昇の波に乗るイメージで買いエントリーを行いましょう。東京時間終了後は短時間でトレンドが変わることが多いので、買いでも売りでも、その時の流れをフォローするのを心掛けましょう。
ポンドドルはスキャルや短期売買!
NYダウ現物(US30Cash):玄人スキャルパーの人気No.1
NYダウ現物(US30Cash)は、アメリカのダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価指数の現物価格を表すCFD銘柄です。
NYダウ現物の値動きはNY市場と連動しているため、トレードチャンスは日本時間の21:00くらいから翌日の朝方6:00頃まであり、スキャルピング上級者に人気の銘柄です。
NYダウ現物のおすすめ取引条件
ロット数:1〜5ロット(必要証拠金:約9,000円〜45,000円)
KIWAMI極口座では、NYダウ現物を500倍のレバレッジで取引でき、なおかつ極めて狭いスプレッドで取引できるのでおすすめです。
・NYダウ現物は、ドル円と順相関関係になりやすい
NYダウ現物(US30Cash)でNY市場オープン後の短期トレード
NYダウ現物は、NY市場がオープンしてから大きなトレンドを形成する特徴があります。まずはNY市場オープン前後の値動きをチェックしましょう。
NY市場オープン直前に大きな下落が発生&オープン直後も反発が弱いことが確認できた場合は、売り目線でエントリーを考えます。
下のチャートの5分足では、緩やかな下落から少し反発したところを狙い、戻り売りのエントリーを行いました。その後、下落している間はポジションを持ち続ます。
大陽線が出現して上昇トレンドへの転換が予想されたら、利益を確定させましょう。損切りはオープン時の価格を目安に行うのが有効です。
NYダウ現物は深夜が取引チャンス!
XMのマイクロ口座のおすすめ通貨ペアとトレード手法
マイクロ口座のおすすめ通貨ペア
ポンド/ドル:ユーロ/ドルの次のステップに
ビットコイン/米ドル:仮想通貨デビューにおすすめ
ユーロ/円(EURJPY):ドル/円の次のステップに
ユーロ/円(EURJPY)は、ドル/円と似た動きをすることが多い通貨ペアです。そのため、FX初心者の方にとってはトレードしやすい通貨ペアの1つになります。
ユーロ/円のおすすめ取引条件
ロット数:0.1〜10ロット(必要証拠金:約14円〜1,400円)
ユーロ/円は、ドル/円よりもボラティリティが高いので、初めて取引する場合は1ロットの通貨量が少ないマイクロ口座がおすすめです。
・ユーロ円は、ドル円かユーロドルのどちらかと同じような値動きになりやすい
ユーロ円(EUR/JPY)でのライントレード
ユーロ円は、価格がよく反転している価格帯に水平線を引くライントレードがおすすめです。
下の15分足チャートでは、価格の推移を見ていくと、一番下の水平線付近でダブルボトムのチャートパターンが確認できます。ダブルボトムは上昇トレンドへの転換サインなので、買いでエントリーを行います。
その後、価格は上昇しますが、真ん中の水平線付近で上昇が弱まっていることが確認できます。ピンバーの出現を見て、決済を行いましょう。
その後、真ん中の水平線を上方向にブレイクしたのを見て、買いでエントリーを行うのも有効です。決済は、1番上の水平線付近でピンバーが出現したタイミングです。
どちらのエントリーでも、損切りのタイミングは、エントリー時に目安とした水平線を下抜けたところです。ユーロ円はボラティリティが大きいので、細かい値幅を取っていく方法でも、しっかりリターンを得られます。
ユーロドルはライントレードから!
ポンド/ドル(GBPUSD):ユーロ/ドルの次のステップに
ポンド/ドル(GBPUSD)は、同じメジャー通貨ペアのドル円やユーロドルと比べると非常にボラティリティが高く、ハイリスクハイリターンが特徴ですが、マイクロ口座で取引することでリスクを抑えられます。
ポンド/ドルのおすすめ取引条件
ロット数:0.1〜10ロット(必要証拠金:約16円〜1,600円)
マイクロ口座は1ロットが1,000通貨単位です。仮にマイクロ口座でポンド/ドルを1ロット保有した場合、100pipsの含み損を抱えたとしても、マイナス分は約1,300円です。
値動きの激しさから「殺人通貨」とも称されるポンド/ドルですが、まずはマイクロ口座でその値動きを確認してみるのもおすすめです。
・値動きの大きさは、ポンドドル>ユーロドル>ドル円
ポンド/ドル(GBPUSD)でMACDを使った逆張りトレード
ポンドドルは、ロンドン市場オープン後に乱高下することがよくあるので、大きなトレンドが発生しない局面であれば、乱高下を利用した逆張りトレードが有効です。
エントリーの目安にはMACDを利用しましょう。下のチャートは5分足です。MACDラインがシグナルラインを下抜け(デッドクロス)したら、下落トレンド転換と判断できるので売りエントリーします。
その後、MACDラインがシグナルラインを上抜け(ゴールデンクロス)したら、上昇トレンドへの転換と判断できるので決済します。この時、同時に買いでエントリーしてもOKです。買いエントリーした場合は、次のデッドクロスで決済しましょう。
逆張りトレードでは、一方向に動かない相場を狙うことが非常に重要です。また、リスク軽減のため、ロットは落とし目にします。エントリー後にゴールデンクロスやデッドクロスが崩れた場合は、すぐに損切りしましょう。
ポンドドルの逆張りにMACDは必須!
ビットコイン/米ドル(BTCUSD):仮想通貨デビューにおすすめ
XMで初めての仮想通貨CFDに挑戦する際におすすめなのが、時価総額No.1のビットコイン関連の銘柄、ビットコイン/米ドル(BTCUSD)です。
ビットコイン/ドルのおすすめ取引条件
ロット数:0.01〜1ロット(必要証拠金:約75円〜約7,500円)
ビットコイン/米ドルは24時間365日取引可能ですが、土日に大きく動くことは稀で、主に動くのは為替相場が開いている平日になります。時間帯としては、市場参加者が増えるロンドン時間以降に大きく動く傾向があります。
マイクロ口座では500倍のレバレッジでビットコイン/米ドルを取引できるので、仮想通貨取引所よりも圧倒的に少ない資金での取引が可能です。
XMでビットコイン関連のCFD銘柄は、BTC/USD・BTC/EUR・BTC/GBPと3種類ありますが、スプレッドが最も低く、比較的安定した値動きをみる米ドルとのペアがおすすめです。
・仮想通貨の値動きはビットコインが中心
ビットコイン/米ドル(BTCUSD)でバンドウォークを狙ったトレード
ビットコインはトレンドが継続しやすいので、トレンドフォローを行うのがおすすめです。今回はボリンジャーバンドのバンドウォークを目安にトレンドを捉えてみます。
下の1時間足では、赤い四角で囲んだ場所で、ローソク足が+2σに沿うように更新されているのが確認できます。これはバンドウォークと呼ばれ、強いトレンドが発生している証拠です。
バンドウォーク発生中は、押し目を狙ってエントリーします。
その後、バンド幅が狭くなっているスクイーズが出現します。スクイーズの出現はトレンド終了の合図と読み取れるので、利益確定します。損切りはボリンジャーバンドの中央線を割り込んだ時などを目安にすると良いでしょう。
仮想通貨はトレンドを追うことがコツ!
XMのゼロ口座の通貨ペアとトレード手法
ゼロ口座のおすすめ通貨ペア
豪ドル/円:午前中でサクッと稼ぐなら
原油:CFD銘柄の中上級者人気No.1
ポンド/円(GBPJPY):ハイリスクハイリターンの代名詞
ポンド/円(GBPJPY)は、1日の平均変動値幅が約100pips以上という、非常に高いボラティリティが特徴です。
ボラティリティの高さは、ゴールドに引けを取らず、大きく稼げる反面、リスクも大きい通貨ペアになります。
ポンド/円のおすすめ取引条件
ロット数:0.1〜1ロット(必要証拠金:約3,300円〜33,000円)
値動きの激しさは、スキャルピングやデイトレードなどの短期売買向きです。ポンド/円のような値幅の大きい通貨ペアは、それだけスプレッドも広がりやすくなりますが、ゼロ口座(ZERO口座)の狭いスプレッドだと安心して取引できます。
・ポンド円は、ユーロポンドと逆相関の関係になりやすい
ポンド/円(GBPJPY)での逆張りトレード
ポンド円は値動きが大きいことから、レンジ相場でもしっかり利益を得られます。レンジ相場の上限と下限に水平線を引き、レンジ相場の反転ポイントを明確にしましょう。
下のチャートの5分足では、反転ポイントが明確になった時に、水平線付近の反転で売買を行います。きっちり水平線で反転するとは限らないので、水平線に到達していなくても、反転が見られればエントリーしてOKです。
レンジ相場の逆張りでは、損切りラインが肝になります。水平線をブレイクするトレンドが発生すると、大きな損失が出る可能性が高くなります。水平線の少し外側にストップ注文を入れて対応しましょう。
ポンドドルならレンジ相場でも稼げる!
豪ドル/円(AUD/JPY):午前中でサクッと稼ぐなら
豪ドル/円(AUD/JPY)は、ウェリントン市場が開く朝方5:00頃から東京市場にかけて大きく動くことがあります。そのため、場合によっては午前中の取引だけで利益を出せます。
資源国通貨としての側面を持つ豪ドルですが、近年では中国が最大の貿易相手国であり、中国経済の影響を大きく受ける傾向があります。
豪ドル/円のおすすめ取引条件
ロット数:0.1〜1ロット(必要証拠金:約1,700円〜17,000円)
豪ドル/円は、クロス円通貨ペアの中でも比較的ボラティリティが高く、スキャルピングに適しているため、ゼロ口座向きの通貨ペアの1つです。
・豪ドル円は、ゴールドと順相関の関係になりやすい
豪ドル/円(AUDJPY)での順張りトレード
豪ドル円のウェリントン市場や東京市場オープン時にトレンドが発生しやすい性質から、この時間帯にトレンドフォローを行うことでリスクを抑えて利益を上げられます。
下のチャートの1時間足では、安値切り上げポイントを結び、上昇トレンドを明確にします。トレンドが明確になったら、トレンドライン付近まで反落したポイントを狙って買いエントリーを仕掛けます。
エントリー後、トレンドラインをしっかり割ったら損切りします。思惑通り上昇したらポジションを持ち続けますが、チャートのように大きく上昇したら下落しやすくなるので早めに決済しましょう。
午前中に取引するなら豪ドル円!
原油(OIL):CFD銘柄の中上級者人気No.1
原油(OIL/WTI Oil)は供給量が安定しており、ボラティリティは高いものの突発的な動きが少なく、取引しやすいCFD銘柄です。
原油(OIL)のおすすめ取引条件
ロット数:1ロット〜5ロット(必要証拠金:約13,500円〜約67,500円)
基本的に原油はボラティリティが高いので、スキャルピング向きでもありますし、マイナススワップも発生しないので長期保有にも向いています。
なお、原油は、NYの株式市場が開場する23:30(夏時間22:30)頃に大きく動く傾向があるので、その時間帯だけは注意が必要です。
原油(OIL)価格は、通貨ペアとはまた違った動きをします。そのため、取引にはテクニカル分析はもちろんファンダメンタルズ分析が必要になり、CFD取引の中でも原油(OIL)は中上級者向けの銘柄といえます。
・原油のボラティリティの高さは、NY時間>ロンドン時間>東京時間
原油(OIL)でのスイングトレード
下の日足チャートでは、下落トレンドからレンジ相場に移行していることが確認できます。
水平線を引けるくらいレンジ相場が明確になったら、エントリーを考えましょう。レンジ上限の水平線で売りエントリーした場合、レンジ下限の水平線までポジションを持ち続けて決済します。
売りポジションを決済したら、今度は買いでエントリーというように、数日~数週間単位で売買を繰り返すことで利益を大きくすできます。
チャートでも分かるように、原油は日足レベルでテクニカルが効きやすいのでスイングトレードに適した銘柄です。ただし、テクニカル分析は絶対ではないので、思惑が外れた場合は水平線ブレイクを目安に損切を実行しましょう。
原油取引は中上級者の定番!
XMの口座タイプごとのおすすめ通貨ペアとトレード手法のまとめ
今回の記事では、口座タイプごとにおすすめの取引銘柄とトレード手法を解説しました。
XMでは、1人最大8つまで取引口座を保有できるので、一通り全ての口座タイプでトレードを試してみるのもおすすめです。
特にKIWAMI極口座とマイクロ口座は、スキャルパーの高い人気を博しているので、この機会に追加口座解説方法で新規開設するのもおすすめです。