XMのレバレッジごとのおすすめトレード手法一覧

XM（XMTrading）では、1〜1,000倍のレバレッジ値でFX取引が可能です。FXでは、トレードスタイルごとに最適なレバレッジ値が異なるため、ご自身のスタイルに合った実効レバレッジで取引を行う必要があります。

今回の記事では、トレードスタイルごとに最適なレバレッジ値を解説します。各トレードスタイルの特徴や稼ぐためのコツなどもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

XMではレバレッジごとにおすすめ手法が異なる

FX取引の勝率は、取引環境やトレードスタイル、トレード手法が最適な形で組み合わさるかにより、大きく左右されます。

ハイレバレッジは、少額でも大きな利益を出しやすい、国内FXにはない海外FX業者ならではの魅力です。しかし、リターンを高める一方でリスクも上がるため、トレード手法と適切なレバレッジを選択する必要があります。

最大1,000倍のレバレッジが設定できるからといい、無条件に1,000倍でトレードするのではなく、ご自身のトレードスタイルに合ったレバレッジを選択するのが重要です。

レバレッジの高低はトレード期間に比例する

FXでは、レバレッジをどの値に設定するかは、トレード期間（ポジション保有期間）をもとに決定するのがおすすめです。

例えば、スキャルピングのような短期取引では、1,000倍などのハイレバレッジが適しています。一方、ポジションの長期保有が前提となるスイングトレードでは、レバレッジを低くして強制ロスカットリスクを抑えることが重要です。

短期取引がメインの場合はレバレッジは高めに、ポジションを長期間保有する場合はレバレッジは低めに設定した方が、FXトレードを有利に進められます。

取引口座のレバレッジはいつでも変更可能

XMでは、会員ページから既存の口座のレバレッジ変更がいつでも可能です。

もしご自身のトレードスタイルと口座レバレッジが合っていないと分かった場合は、口座の最大レバレッジを変更したり、追加口座を開設したりして、強制的にレバレッジ制限するのもおすすめです。

XMのレバレッジ値とおすすめ手法【888～1,000倍】

XMの特徴でもある、888～1,000倍のハイレバレッジを使うなら、スキャルピングなどの短期取引がおすすめです。短期取引は、損切り幅が狭いため、ハイレバレッジをかけて負けたとしても損失を最小限に抑えられます。

スキャルピングの他にも、口座タイプがスタンダード口座やマイクロ口座でのデイトレードやイベントドリブントレードなども888～1,000倍のレバレッジ設定と相性が良いトレードスタイルです。

スキャルピング

スキャルピングは、数秒～数十分の短時間で取引を行うトレードスタイルです。

取引時間が短いので、1回のトレードで得られる利益はスプレッド分を引いて10〜30pipsと少額ですが、流動性の低い相場や時間帯でも稼げるのが特徴です。また、ゴールドのようなボラティリティが大きい相場では、勝ち逃げして1回の取引で大きな利益を狙えます。

「待つ」ことがトレーダーの資質ともいわれるFXにおいて、タイミングに左右されにくい性質はスキャルピングの強みといえるでしょう。

加えて、スキャルピングはハイレバレッジと組み合わせることで高いリターンが狙えます。レバレッジを上げれば資金効率が高くなるので、少額資金でも短時間で大きく稼げる可能性があります。

デイトレード

デイトレードは、1日のうちに取引を完結させるトレードスタイルです。

その日のうちにポジションを決済するので、就寝中などにマーケットに変動を及ぼすような情報が出てもトレードに影響を受けません。また、日中や夜間の数時間といった一定の取引時間を確保してトレードするため、一度に50〜100pipsなどまとまった値幅を狙えます。

スキャルピングとの大きな違いは、チャートを見ている時間の長さです。取引時間の関係上、スキャルピングはチャートをずっと見ていなければなりません。しかし、デイトレードなら一定時間ごとに値動きを確認するだけで良いため、時間的な負担が軽減されます。

中長期取引に比べればポジション保有期間が短く、ハイレバレッジとの相性が良いのもデイトレードの特徴といえます。ただし、デイトレードだとスキャルピングよりも損切り幅は広めになるため、レバレッジは必要証拠金や口座残高、証拠金維持率から無理のない値で設定する必要があります。

イベントドリブントレード

イベントドリブントレードは、ファンダメンタルズ分析を重視するトレードスタイルです。

ファンダメンタルズ分析では、経済指標・雇用統計・GDP（国内総生産）政治的&経済的イベント・要人発言などの情報を収集し、価格の変動から利益を狙います。

ファンタメンタルズな要素はチャートに大きな変化を与えることが多く、例えば、雇用統計で急激に上昇した価格が反動で下落したので、再び上昇してきたところでロングを入れる、といったトレードが可能です。

スキャルピングやデイトレードのような時間による区切りではありませんが、経済指標発表などはあらかじめ時間が決まっています。そのため、特定の時間に焦点を合わせ、短期的なトレード戦略を立てておきやすい、というメリットがあります。

ちなみに、XMで1万円入金して10〜30万円に増やす「1万円チャレンジ」に挑戦する際は、ハイレバがおすすめです。

XMのレバレッジ値とおすすめ手法【100～500倍】

100～500倍にレバレッジを設定するなら、中期的な目線で取引するスイングトレードが最適です。

1,000倍などのハイレバレッジはさすがにリスクの高さが気になる、という場合には、取引期間を少し多めに取ってレバレッジを下げてみましょう。スイングトレードで100倍などのレバレッジを試しつつ、資金と相談して調整していくのがおすすめです。

スイングトレード

スイングトレードは、数日〜数週間にわたってポジションを保有する中期のトレードスタイルです。

数日以上のトレードを行うことが前提なので、1回のトレードで狙う値幅も大きくなり、一方で1日にチャートを見ていなければならない時間は短くできます。

全体的なトレード回数を抑えられるのも、中期以上の期間で取引するメリットです。短期取引の場合、1日に数回〜数十回トレードすることもあり、その度にチャート分析を行って値動きを見守るのは体力的にも精神的にも大きな負担になります。

数日以上ポジションを持つことが前提のスイングトレードでは、チャートを見るべき回数は1日に数回程度です。仮想通貨やエネルギー（先物&現物cash）、コモディティなどのCFD銘柄は、中長期的に利益を狙うため、スイングトレードがおすすめです。

XMのレバレッジ値とおすすめ手法【1～66倍】

1〜66倍の低めのレバレッジは、長期的にポジションを保有するトレードスタイルにマッチしています。

数週間、数年以上にわたる長期取引を行うと、損切り幅も広くなり、レバレッジが高すぎるとロスカット水準を下回り退場になるリスクがあるためです。長期取引をメインのスタイルとしているなら、レバレッジは低めに設定しましょう。

ポジショントレード

ポジショントレードは、数週間から数年間という長期間ポジションを保有し続けるトレードスタイルです。

最も保有期間が長い手法であり、短期的な値動きではなく、長期的な目線で市場を捉えます。テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を駆使してチャートの流れを読み、値動きを追う順張りで100〜1,000pips以上を狙っていきます。

ポジショントレードでは価格変動のリスクを低くするために、レバレッジは低め、もしくはかけずにトレードすることをおすすめします。

スワップ狙いのトレード

長期保有で得られるスワップポイントを狙うトレードスタイルも、低レバレッジが向いています。

スワップポイントは大きなロットを保有するほど多く貰えるため、大ロットで長期保有を行うとスワップポイントの利益も膨らんでいきます。しかし、ロットを大きくするということは有効証拠金を圧迫することに繋がります。

レバレッジをかけるとロスカットのリスクが跳ね上がるので、スワップ狙いのトレードをする際は、あくまで保有期間を伸ばすことをメインの目的として考えましょう。レバレッジによる取引利益は追求しない姿勢が安全です。

XMのレバレッジごとのおすすめ手法 まとめ

今回の記事では、XMのレバレッジと最適なトレードスタイルの組み合わせを徹底解説しました。

FX初心者の方は、スキャルピングやデイトレードから始めてレバレッジ取引に慣れていき、自然にファンタメンタルズに関する知識が増えてきたところで、スイングトレードに挑戦するのもおすすめです。