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日経平均(日経225)の窓開け&窓埋めトレード戦略

日経平均(日経225)の窓開け&窓埋めトレード戦略 取引テクニック

日経平均の窓が開く理由&閉まる理由とは

日経平均の窓が開く理由&閉まる理由とは

日経平均の窓について

日経平均株価チャートにおける「窓」についてご存知でしょうか。窓とは株用語の一つで、株価チャートのローソク足とローソク足の間に生じる、ぽっかりとした空間のことをいいます。

チャートを見ればわかりやすいのですが、前日のローソク足と当日のローソク足との間に生じる隙間のことを「窓」と呼びます。つまり、前日の日経平均の終値と当日の始値の差のことです。

多くの場合は前日のローソク足と当日のローソク足は重なり合っているため、たまにぽっかりと隙間が空くチャート上の窓は、非常に見つけやすいといえます。

このチャートの隙間の見方として「窓開け」「窓埋め」といった表現が使われます

窓開けとは

「窓開け」の例をご紹介します。たとえば、前日の日経平均の終値が19,000円であったとします。

株式市場が閉まった後、日本時間の夜間に米国で大きなニュースが出たとします。その要因によって株の買い注文が多く集まった場合、翌日の始値は、前日の終値である19,000円より高い価格で寄り付きます。

このように、当日の始値が前日の終値を大幅に上回ったり、下回った場合には窓が発生します。この状況のことを「窓開け」と表現します。

このとき、日経平均株価が上昇して上方向に窓が開くことを「ギャップアップ」、株価が下落して下方向に窓が開くことを「ギャップダウン」と表現します。

窓埋めとは

「窓埋め」とは、窓を開けたあとに日経平均株価が元の水準まで戻ることをいいます。一般的に、窓を開けたあとは窓埋めの動きが多いといわれています。

注意点としては、開いた窓は必ず埋まるというわけではなく、あくまでも「いつかは埋まる可能性がある」ということです。

窓は「いつかは閉まる」がいつとは言えない…

窓埋めは、数日後の話かもしれないし数カ月後の話かもしれない、ということを理解しておいてください。

窓開けを狙った日経平均トレード手法

「窓埋め」を狙った日経225トレード手法

日経225の窓開けのタイミング

日経平均は午前9時から午後3時までの取引のため、ほぼ毎日「窓」が発生します。

しかし、24時間取引できる日経225のCFD取引(日経225先物&日経225現物)の場合、窓はほとんど開きません。「窓開け」トレードを狙えるチャンスは週に1回です。

金曜日のクローズ(日本時間で土曜日の早朝)から月曜日のオープンの間は日経225の取引が停止されますので、週末に大きなニュースが出ると、月曜日のマーケットオープン時に窓が開く可能性があります。そのため、FXの窓埋めトレードのように、週に1回の窓を狙ってトレードするという方法をとります。

日経225のトレード手法

月曜日のオープン時に、上に窓が開いたら「売り」、下に窓が開いたら「買い」でエントリーします。決済タイミングについては様々な方法がありますが、窓が埋まった時点で決済し、確実に利益を取っていく方法が一般的です。

窓埋めを狙った日経平均トレード手法

「窓開け」が発生した価格帯は、サポートラインまたはレジスタンスラインになることが多いといえます。「窓埋め」を狙ったトレードとしては上記で述べた方法が一般的ですが、このようなサポートラインやレジスタンスラインを利用したトレードを行えるようになると、上級者の仲間入りと言えます。

上に窓が開いた場合

週明けマーケットオープン時に、上に窓が開いたとします。

トレードのセオリーとしては、近いうちに窓が閉まるということを見越して「売り」のポジションを取ります。

しかし、相場が「上昇トレンド」にある場合には、「窓開け」のときの価格がサポートラインとなり、そこを基準としてチャートが上に跳ね返る傾向が強いのです。この場合、「窓埋め」は発生しません。

したがって「窓開け」時の価格になったら買いを入れ、上昇したら利食いをするというスキャルピングが有効です。

下に窓が開いた場合

上記と反対に、下に窓が開いたとします。

トレードのセオリーとしては、近いうちに窓が閉まるということを見越して「買い」のポジションを取ります。

しかし、相場が「下降トレンド」にある場合には、「窓開け」のときの価格がレジスタンスラインとなり、そこを基準としてチャートが下に跳ね返る傾向が強いのです。この場合、「窓埋め」は発生しません。「窓開け」時の価格になったら売りを入れ、下落したら利食いをするというスキャルピングが有効です。

この手法のメリット

この手法のメリットは、サポートラインやレジスタンスラインをキーとして中長期的にスキャルピングで利益を得ることができるということです。

第2章で述べたような伝統的な「「窓開け」を狙った日経225トレード手法」においては、チャンスは週にたった1回きりであり、窓が埋まるタイミングも不確定のため、利益を得にくいと言えます。

それに比して、上記で述べたような「窓開け」とトレンドラインを組み合わせたトレードを行うことで、利益を積み上げていくことができます。

日経平均の窓狙いトレードをXMでするメリット

日経平均の窓狙いトレードをXMでするメリット

海外FX業者でのみ可能なレバレッジ200倍のハイレバトレード

200倍という高いレバレッジを使って少ない証拠金でも取引できるのがXMトレーディングで日経225CFD取引をするメリットです。

国内証券会社の場合はレバレッジ20~30倍での取引となるので、資金効率が10倍以上も違ってきます。

また、日経225取引でも追証はありません。国内で日経225や先物を取引されていた方は、このゼロカット制度の重要性を実感できると思います。XMで日経225をする詳しいメリットは別の記事でご紹介しています。